産後の「仙骨」と「恥骨の痛み」について
出産後に
- 骨盤の奥が痛い
- 恥骨のあたりがズキズキする
- 歩く・寝返り・立ち上がりがつらい
といった症状が出る方は、とても多いです。
これは「骨がズレたから」というより、産後の体の自然な変化が関係しています。
なぜ痛みが出るの?
① 出産で骨盤が一時的にゆるむ
妊娠・出産の時は、赤ちゃんが通りやすいように
骨盤の関節や靭帯がやわらかくなるホルモンが出ています。
その影響で
- 骨盤がグラグラしやすい
- 支える筋肉がうまく働きにくい
という状態になります。
② 体が「守ろう」として固めている
不安定な状態になると、体は
「これ以上動くと危ない」
と判断して、
- お尻
- 太ももの内側
- 腰まわり
を無意識に固めます。
その結果
- 仙骨(お尻の奥の骨)が動きにくくなる
- 恥骨に負担が集中する
ことで痛みが出やすくなります。
「骨がズレている」の?
多くの場合、
完全にズレているわけではありません。
✔ 不安定
✔ 動きが悪い
✔ 力のバランスが崩れている
この3つが重なっている状態です。
なので、強く押したり、無理に矯正する必要はありません。
当院の施術の考え方
大切にしていること
- 痛いところを無理に触らない
- 強い刺激はしない
- 「安定して動ける状態」を作る
施術内容は?
- お尻や太ももの緊張をゆるめる
- 呼吸を整えて、お腹・骨盤が使いやすくなるようにする
- 骨盤が自然に動けるようなやさしい調整
👉 バキバキすることはありません
施術を受けるとどうなる?
多くの方が
- 寝返りが楽になる
- 歩くときの不安感が減る
- 「抜けそう」「ズキッとする」感じが軽くなる
といった変化を感じます。
※ 1回で完全に良くなるというより
少しずつ安心して動ける体に戻していくイメージです。
日常で気をつけてほしいこと
✔ 寝返り・起き上がり
- 膝をそろえて動く
✔ 抱っこ
- いつも同じ側でしない
✔ 無理はしない
- 「動いた方がいい」と言われても
痛みを我慢する必要はありません
こんな場合は早めに相談してください
- 歩くのがつらい
- じっとしていても痛む
- 日に日に痛みが強くなる
必要に応じて、医療機関と連携しますので安心してください。
最後に
産後の痛みは
あなたの体が弱いからでも、歪んだからでもありません。
出産という大きな仕事をした体が、
元に戻ろうとしている途中のサインです。
一緒に、無理なく回復できる体を作っていきましょう。

